About this Project

 曼荼羅や系統樹など、古来から人は図像=ダイアグラムを描き、複雑な関係性を視覚化し、様々な知とその概念を他者と共有してきました。現代においてもプレゼン資料などにおいて、工程や組織の役割分担などが描かれた様々なダイアグラムが作られています。

しかし、多くの人が「私には絵心がない」と言って描くことをためらいます。自信を持ってデザインできないことはとても辛いことです。デザインを学び探求する私たちは、この状況を解決したいと考え、作ろうとしている当事者の人たち自身が、自分たちの手で納得する図を作り出すための方法や道具をデザインしたいと考えています。

 また、あらゆる人々が視覚化することができれば、人と人が発話や文章だけでなく、視覚的に表現することができるのではないかと考えています。私たちは、多様な人たちが視覚言語を用いて意味の解釈や生成をする創発的なコミュニケーション行為を「視覚的対話」と呼び、視覚的対話を実現するためのプログラムを公開しています。この視覚的対話を用いて、専門性が異なる人々が対話を実現するための共通言語を作り出し、、多様な人々が協力し未来を創造することを支援していきたいと考えています。